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インドで家庭用浄水器市場の競争がますます激化しそうだ。コングロマリット(複合企業)バジャジ・グループのバジャジ・エレクトリカルズは、今年度(2010年4月~11年3月)中に低価格の製品を導入する方針を固めた。昨年12月にタタ・グループが749ルピーの格安浄水器を発売して以来、各社が低価格製品の展開を進めている。バジャジもこれらに対抗する製品を投入する見通しで、各社が一段としのぎを削ることになる。15日付ビジネス・スタンダード(電子版)が伝えた。 バジャジ・エレクトリカルズの家庭用品部門責任者、タンドン氏は「浄水器市場は非常に大きな可能性があり、今年度中に新たな製品を発売する」とコメント。インドの浄水器市場の規模は年間200億ルピー程度に上り、年20%前後のペースで成長しているとされる。 タタ・グループは昨年12月、傘下のタタ・ケミカルズがグループ企業のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)、チタン・インダストリーズと共同で開発した家庭用浄水器「スウォッチ」を発売。価格は1台749~999ルピーで、それまで最低でも2,000ルピーしていた浄水器の市場に価格破壊をもたらした。スウォッチは使用に当たって電気を必要とせず、1個299ルピーのカートリッジで5人家族1年分の必要量に相当する最大3,000リットルの水を浄化できるのが特長だ。 これを受け、英蘭系の消費財大手ヒンドゥスタン・ユニリーバ(HUL)が、今年に入って1台1,000ルピーの浄水器「ピュアイット・コンパクト」を発売。同社は2004年に浄水器市場に参入し、同2,000ルピーの製品を展開してきた。 地場のケントROシステムズも先月、1,250ルピーの浄水器「ケント・ゴールド・オプティマ」を市場に投入。このほか、浄水器で30年近い事業経験を持つ老舗のユーレカ・フォーブズも、BOP(ボトム・オブ・ピラミッド)市場向けに価格を抑えた製品の展開を検討している。 新製品の価格がスウォッチを下回るかについて、タンドン氏は「現時点では、具体的な価格は詰めていない」と説明。ただ「バジャジ(グループ)は常に、消費者にとり割安感の強い製品の提供を目指している」と述べ、スウォッチに対抗し得る水準に設定することを示唆した。 インドではかねて、安全な飲料水の確保が大きな課題となっている。汚染水の飲用による病死者は、交通事故による死者の2倍に上るともされる。 |
日本の水は世界一安全、とはよく耳にしますが、それでも浄水器の普及率はとてつもないものです。
しかし、汚染水の飲用が問題になっているインドでも、浄水器市場が激化してきているようですね。
日本よりも必要性を強く感じますが・・・。
ただ・・・
日本の水道水に含まれる殺菌のための『塩素』も、汚染という意味ではありませんが、
塩素による影響が問題視されています。
そして、日本の塩素には「入れてもココまでですよ!」という上限がないようです。
「これ以上は入れなさい!」という下限はあるようですが。
上限がないのは日本だけだってご存知でしたか?
他国(アメリカやEU諸国)では上限が定められていても、下限がないという
日本と逆の規定があるようです。
しかも、その上限が日本の下限よりも低いところも多くあるようです。
えっ!!
って思いますよね。
これが、日本の現状です。
ただ、ひとつ言えるのは、日本の水は安全です。これはすばらしいことです。
(大量の塩素で殺菌していますけど)
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