22年後には氷河が消滅！？

2009年11月04日（水）　朝日新聞より抜粋

 

アフリカの最高峰キリマンジャロ（標高５８９５メートル）山頂付近の氷河が地球温暖化により、四半世紀内に完全に消滅するとの分析を、米オハイオ州立大がまとめた。３日の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。 　航空写真や地上からの観測をもとに、２０世紀以降の氷河の変化を追跡した。その結果、１９１２年に１２平方キロだった氷河は００年に８０％減の２．５２平方キロ、０７年には１．８５平方キロになった。減少率は１９５３年まで年平均１％だったが、この２０年間は２．５％と加速した。この勢いが続くと早ければ２２年、遅くても３３年に解けてなくなると予測した。 　氷河後退を巡っては、気温上昇のほか、干ばつによる大気の乾燥がもたらす昇華（固体が液体を経ずに蒸発する現象）との説がある。研究チームは山頂の氷河を掘削し、約１万１７００年間の気候変動を解析。約４２００年前ごろに３００年続く干ばつがあったが、氷河は存続したことも突き止めた。研究チームは「干ばつだけで説明するのは不十分」としている。 　キリマンジャロの氷河は温暖化現象の象徴として、ゴア元米副大統領が主演した映画「不都合な真実」でも紹介された。しかし、後に英国で保護者が「不正確で政治的に偏りがある」として学校で上映しないよう訴え、英高等法院が「科学的に誤り」と指摘した。【田中泰義】

この危険信号、どう感じられますか？

地球温暖化、海水面上昇、水不足・・・
地球を守るためにできること。。。深く考えさせられます。


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八ッ場ダム問題

 2009年10月27日（火）　読売新聞より抜粋　

 

前原国土交通相は２７日の閣議後記者会見で、建設中止を表明していた八ッ場()ダム（群馬県）について「『中止ありき』で走ると地元が議論のテーブルにつけないというのであれば、ダムによらない治水のあり方を予断を持たずに再検証して 示したい」と述べ、再検証の過程で地元の理解を得たいとする考えを示した。 一方で、「『建設中止』を掲げたマニフェスト（政権公約）は堅持する」とも語った。 前原国交相は「住民の皆さんと直接対話が出来ていない状況を打開することが一番大事だ」と説明。大臣就任後、全国で建設が計画されている１４３のダムのうち、八ッ場ダムと川辺川ダム（熊本県）を除いた１４１について治水や利水の必要性を再検証すると表明している点に触れて「八ッ場も再検証のプロセスをとらせていただく」と語り、八ッ場ダムを特別視しない考えを示し、「中止ありき」の 姿勢を軟化させた。

 

八ッ場ダムの問題は難しいですね。
どうなっていくのか慎重に見守っていきたいと思います。


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