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浄水器ってたくさんの種類があって、どんな浄水器を選んでいいのか解らない。 そんなあなたの為の浄水器比較サイトです。
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asahi digital 記事抜粋
馬渕浄水場(近江八幡市馬淵町)の浄水からカビ臭を出す物質が基準値を超えて検出された問題について、県は25日、収束したと発表した。

琵琶湖の水温が下がり、原因物質を発生させる植物プランクトンがほぼなくなったとしている。

県によると、今年8月末、カビ臭の原因物質とされる2―メチルイソボルネオールが、水道法で定める浄水の水質基準(1リットル当たり10ナノグラム以下)を超え、住民から水道水に異臭がすると苦情が1千件以上相次いだが、10月中旬から基準値を下回って、臭気を感じない同5ナノグラム以下で推移しているという。

県は、浄水場に取水している湖水の今年4~7月の平均水温が18・3度と、過去10年間の平均17・2度より高く、プランクトンが増殖する好条件だったとしている。

 http://www.asahi.com/articles/ASJCT4JHWJCTPTJB00G.html

前々回に取り上げたカビ臭問題がやっと収束した様子。
それにしても関東圏に初雪が降った11月末になっての収束。
この騒ぎが7月末からだから、ほぼ4か月間、周辺住民は
水道水の異臭に苦しんだ事になる。
苦情が1千件以上あったことから相当な被害だっただろう。
やはり生活に欠かせない水、水道水を直接飲む人も少なくなった
近年ではあるが、お料理、洗顔、シャワー、お風呂と
カビ臭がしたらたまったものではない。
当局は対応に追われただろう。

琵琶湖の水温が平均より1度上昇だけで植物プランクトンが
大発生してしまい、4カ月にわたってかび臭被害をばらまいた
となると、温暖化が進んで行ったらいったいどんなことに
なるのか・・・と今から危惧してしまう。

このような場合の対処方法として、個人レベルで出来ることと
と言ったら、浄水器ということになる。浄水器の多くは
カビ臭の原因物質とされる2―メチルイソボルネオールを
除去対象としているものがほとんどである。
活性炭が有効であるからだ。

家中の水がカビ臭いとなるとキッチンに浄水器を付けただけでは
どうにもならない。となるとセントラル浄水器の出番。
今までの水の悩みはなんだったの!!
もっと早く使っていれば!
と思うほどの逸品である。ぜひお試しあれ。





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YOMIURI ONLINE 記事抜粋

風呂場や洗面所の鏡、コップなどに、いつの間にか付いている水あか。なぜ、あんなに取れにくいのだろうか。

TOTO総合研究所素材研究部の園川沙織さんによると、水あかは水の中に溶けている成分が原因でできる。地下水や川の水と同様、水道水にはケイ酸、カルシウム、マグネシウムが含まれている。水分が蒸発する過程で、それぞれシリカ(二酸化ケイ素)、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムといった水に溶けない物質に変化する。これが水あかの正体だ。

水あかが取れにくい原因の一つは、その硬さだ。シリカはガラスと同じ成分のケイ酸が結合して出来た物質。炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムも、シリカと同様に硬い。

一度水あかが付いた場所は水滴がとどまりやすくなる。水滴の付着と乾燥を繰り返すうちに積み重なって厚みを増していく。こうなるとスポンジでこすったぐらいでは壊れない。

「取れにくいもう一つの原因は、ガラスや金属などの表面と強く結合する性質がある点」と園川さん。陶器やガラスにも、シリカと同じケイ素が含まれている。これらが「共有結合」と呼ばれる原子レベルでの強固な結びつきを生み出し、表面にしっかり張り付いてしまう。蛇口の場合は、メッキに含まれるクロムと共有結合する。

本来、水あかの成分は白色だが、黒ずんでいたり褐色に見えたりすることもある。これは空気中のカビが繁殖したり、人間の皮脂などが付着したりしたためだ。
水あか自体は不衛生ではなく臭いもない。ただ、水あかによって材質の表面がざらつくため、雑菌などが繁殖しやすくなる。見た目もよくないので、早めに取り除きたい。

状態により洗剤使い分け
水あかは、積み重なって厚みが増すほど取れにくくなる。「水滴の段階で拭き取ってしまうことが一番の予防策」と園川さんは話す。水あかが目立ちやすい洗面台の鏡や、ワイングラスなどは、こまめに拭き取っておけば、後々手入れが楽になる。

できてしまった水あかは、基本的にこすり取るしかない。まだ色が薄く、小さな状態なら、中性洗剤を使ってスポンジでこすり洗いすれば取り除ける。

水あかが目立ち始めたら、クエン酸入りの洗剤などを使う。炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムを溶かす作用がある。シリカは溶かさないが、洗剤をつけてしばらくすると水あかがもろくなり、取りやすくなる。

厚みができてこびりついた状態になった水あかには、研磨剤入りのクレンザーやクリーナーを使ってこする方法もある。浴室用や蛇口用など場所別の商品もあるので、表示をよく確認しよう。メラミンスポンジも効果がある。両方とも表面に傷をつける可能性があるので、力を加減して確かめながらこする。プラスチック製の素材は傷んでしまうので使用は避ける。

水あかは水に溶けないので、いずれの場合も熱いお湯で洗っても効果は変わらないという。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20160602-OYT8T50022.html


水あか自体は不衛生でもなく臭いもないが、やはり見た目的に良くない。
この水あか、お風呂場では白い浴槽や壁には目立ちにくいが、最近はやり
の黒や焦げ茶を主流としたダークでシックな色調の浴室には白く膜が
かかったような、またうろこ状の水玉は薄汚れたような印象を与えてしまう。

キッチンでも蛇口やシンク回りに鱗なような汚れや白いこびり付き汚れが
つく。最近では蛇口もおしゃれで素敵なデザインも多く、好みで様々な
ものを選ぶ時代になった。
お気に入りのものをいつもピカピカにしておきたいと思う方も多いだろう。

【浄水器で取れる?】
この「水あか」へお悩みの方は多いようで、よく浄水器でとれるか?
改善されるか?という質問が飛び交うようです。
記事にもあります通り、この原因は水に含まれるミネラル分からくるので、
当然、水道水、井戸水、地下水や川の水と全ての水に含まれているもの。

多くの浄水器の目的は、主に水道水に消毒のために人工的に入れられ、
その役目を終えた残留塩素を除去すること。
もちろん発ガンが疑われるトリハロメタンなどの有機塩素化合物を除去
するが、ミネラル成分はそのままに、不要な有害物質だけを除去する
ものが主流である。
体にとって必要なミネラル分はあえて残すという考えだ。
そのため、スケールをつきにくくする効果はない。


【軟水器で取れる?】
どうしてもこの水あかを取り除きたい!ということになると純水装置や、
軟水器ということになる。
これらは水道水に含まれるミネラル分(カルシウム等)を除去する装置
である。
ミネラル分を除去することで、水道水が蒸発する際に析出されてしまう
白いシミ(スケール)を残さなくなる。
 
エコキュート本体や給湯器系統におけるスケール(白いガリガリした塊)
が付着するのを防ぐことが出来、その結果、それらの使用寿命が延びる
利点と、お風呂場に着く白い水あかのような汚れ、カルシウム成分の
付着も防ぐことが出来る。
そのため、入湯施設などの業務用に使用されたり、純水装置においては
洗車専用など、その道のプロが使用するイメージである。
もちろん維持費用も掛かる。


【一番身近な対処方法】
でも一般的なご家庭で水あか汚れにお悩みの場合には、そこまで費用を
かけたくないのが実状であろう。
となると、やはり、こまめなお掃除が必要となる。

そこで記事内にもあった水あか汚れに効くという「クエン酸」を使った
洗剤の作り方をご紹介する。

今まで水あかのようなアルカリ性の石化した汚れは、
・酸性の洗剤で反応させて溶かす
・クレンザーなどの研磨剤で削り取る

といった対策しかなかったが、最近注目されているこの「クエン酸水」
なら傷をつけずに安全に落とせるという。


●「クエン酸水」の作り方●
 1・クエン酸を手に入れる
  (ホームセンター、薬局、100円ショップなどにも売っている)
 2・スプレー付きの容器を用意
 3・100mlの水に対し小さじ半分のクエン酸を溶かす
  (濃度は汚れの程度によって調整する)
 4・よく混ぜて液の中に粒子が残らないようにする

●使用方法●
 1・汚れに対してクエン酸水を十分にスプレーする
 2・3~5分程度放置し、水あかが柔らかくなるのを待つ
 3・スポンジやブラシ等でこすり落とす。

それでも取れない水あかには、濃いめに作ったクエン酸水をスプレーし、
その上からキッチンペーパーを被せ、さらに上からスプレーする。 
クエン酸水のパック状態を作り、30分以上時間を置く。
これで頑固な汚れもかなり落としやすくなるようだ。お試しあれ。
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