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朝日新聞DIJITAL 記事抜粋

熊本県などでの一連の地震で、河川や道路など公共土木施設の被害が、熊本県を中心に大分、宮崎、福岡の4県で計3500カ所以上に上ることが、各県などへの取材でわかった。被害総額は1740億円を超えるとみられる。国土交通省は26日、復旧費を補助するための災害査定を始めた。

被害が最も大きかった熊本県によると、被害は26市町村に及び、道路が2388カ所(約350億円)▽橋が377カ所(約500億円)▽下水道が27カ所(約330億円)▽公園が129カ所(約360億円)などで、総額約1710億円。
次いで大分県が由布市や日田市など8市町の90カ所で約22億円。宮崎県は延岡市や高千穂町など6市町村で約8億4千万円、福岡県は八女市の道路被害1カ所で1億6千万円だった。
被害が最も大きかった熊本県によると、被害は26市町村に及び、道路が2388カ所(約350億円)▽橋が377カ所(約500億円)▽下水道が27カ所(約330億円)▽公園が129カ所(約360億円)などで、総額約1710億円。
次いで大分県が由布市や日田市など8市町の90カ所で約22億円。宮崎県は延岡市や高千穂町など6市町村で約8億4千万円、福岡県は八女市の道路被害1カ所で1億6千万円だった。

http://digital.asahi.com/articles/ASJ5V5RSMJ5VTIPE02G.html?rm=332
 



被害額の対象が河川や道路と規模が多きいため、一個人宅の被害額などと
比べてしまうと想像をはるかに超えた数字であるが、あれだけの劇的な
ダメージを受けた被害を思うと当然のことなのかもしれない。

これらの莫大な費用は災害による被害と国が査定して認めれば、「復旧事
業費のうち3分の2を国が補助する」とある。中でも熊本地震は激甚災害
に指定されており、補助率はさらに上がると知って安堵した。

査定は大分、宮崎、福岡3県でも6~7月に予定されているようだ。
5月26日の査定は国土交通省の災害査定官らが熊本市南区城南町の堤防復旧
工事現場などを訪れ、熊本県の担当者から被害状況や工法などの説明を受け
たという。

来年春の消費税UPを目前に「東日本大震災級の大きな災害が起きれば消費税
UPは見送る」と首相が言っていたが、まさかの同クラスの大震災が九州の
熊本エリアで起こるとは、予測できなかっただろう。

それを受け、賛否両論あったが、やはり増税に関しては2年半の延期が決ま
った。
これだけの大きな金額が必要な被災地だが、財源は大丈夫なのだろうか。
先延ばしに対しての心配や不安もありながら、何よりも早い復旧を願って
やまない。
被災された地域や人々には、少しでも早く穏やかな日常を取り戻してほしい
と願う今日この頃である。


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朝日新聞digital 記事抜粋

福島市水道局が販売するペットボトル入りの水「ふくしまの水」が、国際的な品評会「モンドセレクション」の金賞を2年連続で受賞した。
味だけでなく、一新したラベルなども評価されたという。市は18日、熊本地震で被災した熊本市に県トラック協会の協力を得て500ミリリットル入りボトル約1万本を送った。被災地への支援物資として利用するのは初めてという。

市水道局によると、ベルギーの品評会の本部から11日に受賞の通知が届いた。金賞は、最高金賞に次ぐ評価。小林香市長は「福島市の水道水のおいしさが国際的に認められた。(来年は)最高金賞を目指したい」とコメントした。

市水道局は2006年度、新しい水源に切り替えた水道水のおいしさをPRするため、ペットボトル水の製造を始めた。しかし、原発事故の影響で11年度の製造が中止に。放射性物質は検出されなかったが、12~14年度の製造量は震災前の半分以下にとどまった。

http://www.asahi.com/articles/ASJ4K0BV7J4JUGTB00T.html
 


5年前の被災地、福島から、震災直後の熊本へ、支援物資のエールが
届けられているというニュース。
東日本大震災では地震はもとおり、津波被害、原発崩壊が甚大で、毎日
テレビから流れる映像を見ては涙を流し、大変つらい、居ても立っても
居られない様な日々を過ごしたものだ。

5年たった今でもまだ復興とはいえず、たくさんの人々が苦しんでいる
現実だ。
とはいえ、被災地「ふくしまの水」モンドセレクションで2年連続で
金賞を受賞とは嬉しい希望の持てるニュースだ。
かつての被災地福島から現在の被災地である熊本へ、エールのバトンが
渡されていることを感慨深く思う。

いつ起きてもおかしくはない地震ではあるが、今回の九州地方でもまさかの
7度、6度が頻発し、自然の驚異に人は抗うことのできない無力さを改めて
感じている。

九州地方の一刻も早いライフラインの復旧と被災者様の苦痛が少しでも
和らげることが出来るような避難生活へのサポートが国を挙げて、または
善意ある方々のボランティアからなされることを強く願っております。
自分も5年前と同じように、今できることで精一杯のエールを送りたい。





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