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yomiuri online 記事抜粋

栃木県那須塩原市百村にある県営深山ダムの貯水率が、22日現在9・6%と1974年のダム開設以来最低となった。

管理する県農政部は同日午前11時から、農業用水について60%の取水制限を開始したと発表。今月28日まで実施する。

県那須農業振興事務所那須広域ダム管理支所によると、梅雨時の貯水率としては平年の5分の1で、同じ那珂川水系の塩原ダム(同市)、寺山ダム(矢板市)、東荒川ダム(塩谷町)が平年比80~90%台なのに比べ極端に少ない。同支所は「冬に深山ダム上流域が少雪だったのに加え、4月以降の降雨量も平年より20%少ないため」と分析している。

一方、下流域の那須塩原市、大田原市の農家約3300戸からなる那須野ヶ原土地改良区連合では、6月上旬から、計約4300ヘクタールの水田について、順番と時間を決めて配水する「番水」に取り組んでいるが、これから出穂期に入ることから、22日から28日まで、さらに強化する。

同連合では「現在、水田では特に水不足の状況にないが、取水制限で梅雨明け後は、番水や反復利用など水管理を強化せざるを得ない」と話している。

県農政部は29日以降も農業用水50%の取水制限を行う予定。また、水道水も25日から10%の取水制限を行う。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160723-OYT1T50042.html


関東地方は未だ梅雨明け宣言は出されておらず、はっきりとしないお天気が
続いております。
7月に入ってからは、まるで真夏のように熱中症が心配な暑い日があり、
かといって、雨が降らないわけでもなく、何度が激しい豪雨もあったため、
特別少雨なイメージはなかったように思う。

しかしながら、近隣の深山ダムが「開設以来最低貯水率」と聞くと改めて
深刻さを実感。
それも長い年月、1974年ダム開設以来、42年間のうち最低の貯水率という
から、かなり心配だ。

そんな中、まず一番に制限されるのが農業用水となるよう。
7/28日まで60%の取水制限、7/29からも50%の取水制限という。
番水や反復利用など水管理をしながら工夫して節水していくとのことだが、
通常より半分の節水となると農業に携わる方たちの苦労はいかなるものか
と思う。
もし、私たちの普段の生活水が50%節水となったら、、と思うと日頃から
大切に使用し、節水を心がけねばならないと痛感した。

さて、子供達は夏休みに突入し、学校のプールに通うことになるが、ここ
でも節水事情が、、 普段、夏休み前の小学校では水難事故から子供を守る
「着衣泳」という訓練を開く。
これは子供たちが衣服と靴を身に付けたままプールに入り、水中では如何に
手足の自由が奪われ泳ぎづらくなるかということを実体験する目的のもので、
ペットボトルなど身近にあるものを使って浮く練習などをするのですが、
毎年恒例のこの行事も今年は中止となりました。
普段はこの「着衣泳」後、夏休みに向けてプールの水を入れ替える流れ。
そこは節水!水の汚れる行事は中止ということだ。




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