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環境に優しい砂防ダムのお話です

神戸市の六甲山中を流れる芦谷川上流に、鋼管を格子型に組んだ砂防ダムが設置されている。
災害時に上流からの土石流や流木などを食い止める役割を果たすもので、神戸製鋼所(神戸市)が15年前に作った。

周囲には上流域から運んだ石が配置され、設置前の環境を維持する工夫がされている。

同社の浜崎義弘 鉄構・砂防部長(52)は「地元で環境保護に取り組む住民の方々の意見も反映し、川の流れをせき止めない手法が採り入れられた」と説明する。

日本の砂防ダムは、コンクリートの塀を築いて川の流れごとせき止める方法が一般的だった。安全性の信頼は高いものの、下流域への土砂の移動量を減少させて海岸線の侵食の一因になったり、魚の可動域を狭めたりするという点が指摘されていた。

そこで産学官で、平時は土を流しつつ、効果的に流木や土石流を防ぐ構造物の研究を進めた。

底板のコンクリートは、河川の勾配に合わせて施工されるため、魚などの水生生物の行き来を妨げることがない。中部地方のオオサンショウウオが生息していた河川で工事を行った際には、外部の専門家の助言を得て“一時避難”させて、完成後に川に戻した。近くの山肌の色合いに合わせた塗装を施し、周囲の自然に溶け込む工夫がなされたケースもある。

従来のコンクリート製と比較すると、現場で組み立てるための工期が短く、重機使用で発生するCO2を削減できる利点もある。
砂防ダムの技術リーダー、守山浩史さん(49)は「水流や川底の石の大きさなどを綿密に調査し、その川に合ったものを製造する。安全性と環境配慮は両立できる」と胸を張る。北海道・層雲峡近くで採用されるなど、環境保護の観点からも注目が高まっている。

読売新聞より 2011年2月7日 掲載

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2011年01月16日 朝日新聞 東京紙面より

根元の貯水力 2635トン スカイツリー・雨水・貯水タンク

スカイツリ―は雨水を生かして都市を再生する運動のシンボルになると思います。
350mの第1展望台に登れば、壮大な水の循環の中で東京は生かされていることが
分かります。皇居のお堀は水溜りのように見えますが、40~50km西の青梅市に
降った雨が地下水になって最後に湧きだす場所なのです。

450mの第2展望台からは群馬県のダムのある地域が見えます。はるか遠くから水
を引いてくるのは持続可能とはいえません。
スカイツリーは雨水をためる容量2635トンの地下タンクを備え、洪水を防ぐ目的と
ともにトイレ用水や緑化などに使う計画。
「天の恵みを下水に捨ててはもったいない」と雨水を極力活用し、残りは地面に
浸透させる。

それを当たり前のこととして、国内はもとより世界に広げる拠点にスカイツリーはなる
はずです。


完成をまじかに控えたスカイツリー。東京タワーに代わるシンボルとして多くの注目を
集めています。
地上634mの高さや形状に気を取られておりましたが、地下に巨大貯水タンクがある
とのこと。
災害時に備えても重要な役目を持っているとは知らず、ビックリです。
ぜひ間近でみて登ってみたいものです。

 

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