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2014年12月17日、リニア中央新幹線の建設が始まった。
最高時速500キロで疾走する次世代の「夢の超特急」である。
2027年に東京(品川)―名古屋間が開業、45年には大阪まで
延びる予定。
これが完成すると現在の新幹線「ひかり」0系で3時間10分
かかっていたものがリニア中央新幹線L0系では1時間7分と
まさに時間革命が起こることになる。
しかしながら着工したリニア中央新幹線をめぐり、建設工事が
地下水に影響しないか心配する声が沿線地域に広がっている。
静岡県では南アルプスの山中を長さ10・7キロのトンネルが
貫かれる。
トンネル掘削時に対応策を取らない場合、大井川源流部の水量
が最大で毎秒2・11トン減るとの予測だ。
リニアのルートには中央構造線や糸魚川―静岡構造線など複数
の断層線があり、一つずつが地下水の通り道であり「流域の
生活環境に影響を与える」と警告する。
相模原市では地元の地下水を使って生業を続けてきた酒造業や
豆腐を製造する地元の業者はその影響を心配する。
リニアが酒蔵から約1キロの地中を通る、地酒を作る酒造会社
は「水に合わせ酒造りをしているので水質が変われば味は変わる」
と心配する。
また工場から約100メートル離れた地中をトンネルが通る予定
の豆腐を製造会社では地下水を1日に約300トン使っている。
地下水は水道水より安価で、この地を選び約20年前に工場を
設けたという。「水道水では価格面で成り立たず、死活問題」
だという。
神奈川県知事は3月、環境影響評価の手続きで「地下水を利用
する事業所への影響も調査すること」と意見をつけた。
水道水の約85%は地下水で「水がおいしい街」をアピールする
同県座間市も10月、JR東海に「トンネルをより深層に建設
することを検討するべきだ」と文書で要請した。
JR東海は「大井川で本事業により水量が減れば、代替水源の
確保などを行う。住民や事業者には今後も丁寧に説明する」
としている。
便利な革新技術の裏に大規模な建設工事が発生するのは当然だが
地下水の通り道である断層破壊など地元との大きな問題が発生
するのは回避できない。それらをどう融和しながらすすめて
いけるかに開発と地元との共存がかかっているのでは。
全国の既婚女性400人に聞く、家庭での飲用・料理用の水に
関する意識調査(株式会社日本トリムによる)が興味深いので
ご紹介します。
それによると、7割以上家庭で最もよく飲む水は「水道水以外」
と返答し、年代別にみると年代が上がるにつれ水へのこだわり
は強まる傾向に有るようです。
飲用や料理全般に使っている水で多いのは
1.「水道水」(60.3%)
2.「浄水器の水」(36.8%)、
3.「ペットボトル等のミネラルウォーター」(27.5%)の順。
家庭で普段、飲用や料理用に使う水は「水道水」がトップですが、
“そのまま飲む水”としては7割以上の人が水道水以外の水を
選んでいるようです。
“そのまま飲む水”に限ると、最もよく飲む水は
「水道水」以外が4人に3人(73.8%)で、
内訳は「浄水器の水」 (34.9%)がトップ。
これは年代が上がるにつれて水へのこだわりが強まる傾向に
あり、50代は半数が「こだわりあり」と回答しているという。
家庭で“そのまま飲む水”に「こだわりがある」人は全体の
約4割(39.8%)。
年代別でみると20代が30.0%、
50代が50.0%で、水へのこだわりは年齢とともに強まる傾向です。
なお水へのこだわりが低い20代は、料理の際に「だしをとる」人も
約3割と少数派。
一方で、うま味の濃いだしがとれる水があれば「使いたい」20代は
約8割。
料理の際に「だしをとる」人は、50代の54.0%に対し、20代では
32.0%。
「うま味の濃いだしがとれる水」の利用意向は20代で77.0%(全体では73.8%)。
全体の8割以上の人が家庭で「塩分の摂りすぎ」に気をつけている。
全国の既婚女性400人に聞く、家庭での飲用・料理用の水に関する
意識調査より
抜粋:2014年3月24日 (共同通信PRワイヤー)
矢野経済研究所「2014年版 浄水器・整水器市場の実態と展望」