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YOMIURI ONLINE  記事抜粋

取手市、龍ヶ崎市、牛久市、利根町でつくる県南水道企業団(龍ヶ崎市、
企業長・藤井信吾取手市長)は20日、取手市内のスーパーに対し、
上下水道料金を2年間過少請求していたと発表した。水道メーターが
作動しておらず、使用水量0立方メートルとして基本料金(月5616円)
のみを請求していた。判明後の1週間分を基に、約480万円が未請求
と推測している。
発表によると、このスーパーには、メーター交換の際にバルブを
切り替えることで、メーターが作動する給水管とは別の給水管に水を
通せる「メータバイパスユニット」という装置が設置されている。
大型商業施設は短時間の断水でも支障が出るためだ。
しかし、同スーパーでは、給水が始まった2015年11月4日から、
バルブがメーターのない給水管に向いていた。原因はわかっていない。
企業団は6か月間連続で水道使用量が0の場合、調査している。
同スーパーも16年の5月と11月、今年5月に調査対象として
リストアップされたが、いずれも担当職員2人が調査をしていなかった。
新しく担当になった別の職員が11月16日に現地を調べて判明した。
企業団は、再発防止のため、12月から複数職員によるチェックなどを
行っている。今後、スーパー側と協議して、不足分を請求したい考えだ。

2017年12月21日 

http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20171221-OYTNT50005.html



メーター器交換の際は交換される側も要注意である。
この事例の場合、使用者に罪はない。
ただ、交換以前と以後で水道料金の大きな変化に気が付かないものであろうか。

それにしても2年間過少請求されていたことで、いきなり「約480万円が未請求」
とされても困ってしまう。自分が使用した水道料であっても後から支払うのは
大変なことだ。


間違った向きに移設し、水道メーターが作動していなかったことでの悲劇であるが、
現場の交換した担当者はメーター器の作動を確認しないのであろうか。
初歩的なミスと言おうか、はてながいっぱいである。

6か月間連続で水道使用量が0の場合、調査しているとあるが、2人の前担当者は
確認せずスルー。新担当者が気が付くというお粗末な流れである。
これではお役所仕事と言われてもしょうがない。

これでは間違われた家は被害者である。
再発防止に期待するしかない。
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