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朝日新聞digital 記事抜粋

飲めばがんの予防や免疫力が上がるとうたって、「いき水」と称した商品を販売したなどとして、警視庁は、販売会社社長の大場秀樹容疑者(65)=埼玉県入間市=を医薬品医療機器法(承認前の医薬品の広告禁止など)違反の疑いで逮捕し、24日発表した。

生活環境課によると、逮捕容疑は昨年1~10月、インターネットのホームページ上で、厚生労働相の承認を受けていないのに、いき水が「白血球を活性化させる」などと医薬的効能があるようにうたって販売していたというもの。

大場容疑者は、20ミリリットル入りのいき水5本セットを1万2500円で販売。海藻などに含まれるフコイダンが入っていると宣伝し、がん治療中だった大場容疑者の母親が「いき水を飲んで余命よりはるか長く生きた」とホームページで紹介していた。

同課によると、実際は大場容疑者がどこかで購入した液体を薄めたもので、製造を委託された業者は、「成分の99・89%は水」と証言しているという。警視庁の鑑定では何が含まれているか分からなかった。同容疑者は2012~16年、1600人の顧客に1万7千本を販売し、2千万円の利益を得たとみられるという。


http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/



昔から、いろいろと水にまつわる偽装や詐欺が無くならないのは、
健康効果をうたい、神の水であるかのように特別なものと信じさせる
何かがあるのだろうか。

それとも病気で苦しんでいる子供や家族のために藁にでもすがりたい
気持ちを利用してのことだろう。
良心がとがめることはないのだろうか、、、

この「生き水」、「容疑者がどこかで購入した液体を薄めたもの」とあるが、
正直、たとえお金をもらっても飲みたくないしろものに
「白血球を活性化させる」という嘘偽りの効果をうたい、
20ミリリットル入りのいき水5本セットを1万2500円で販売した
という事実に驚きを隠せない。

また4年間で1600人の顧客に売りつけ、2千万円の利益を得たというから
先進国である日本も病んでいると思いざるを得ない。

そんな中、一昔前の活水器にしても、今話題の水素水にしてもきちっとした
定義や効能、効果が定かでないとのことから、国民生活センターに相談が
増え続けているようだ。

国民生活センターが調査したところ、水素水はいずれにしろ記載のデータより
実物の水素量が、はるかに低い、または水素が検出されない銘柄さえもあった
という結果が2016年12月15日に発表された。

またこれらの事業者に水素水を飲むことで期待できる効果をアンケートしたところ、
最も多い回答は「水分補給」であったというから驚きだ。

消費者を惑わし、根拠もないのに健康をうたって売られるこれらの水、
正しい知識を持ってターゲットにならぬようお気を付けを!


詳しくは、国民生活センターのホームページをご覧ください。



http://www.kokusen.go.jp











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